アニメとかビジネスの話

趣味でアニメビジネス研究をしている人の雑記帳です

SHIROBAKOもいいけど、ウルトラスーパーチャンネルも見てみなよ

あなたは、SHIROBAKOというアニメをご存知だろうか。
SHIROBAKOとは、アニメ業界を舞台にしたお仕事系青春群像劇である。
 

SHIROBAKO 放送終了1周年記念 クロスポスター

 
2014年の放送以降、視聴者のアニメ業界に対するイメージや知識の形成に多大なる影響を与え、業界志望者を量産した作品である。
そんな志望者たちは、採用面接の際に面接官からの「アニメ業界のことをどれだけ知っていますか?」という質問に対し、口をそろえてこう答えるという。
 

SHIROBAKOレベルです。」

と。
 
しかし、SHIROBAKOは残念ながらフィクションだ。アニメ業界のことを全く知らない人間にとってはとても勉強になるが、脚色や誇張表現、美化も数多く見受けられ、実務の参考になるかと言われればやや首をかしげる所だ。
もちろん業界を志望するのであればぜひとも見ておくべき作品であるし、業界に興味が無い一般の視聴者でも十二分に楽しめる高品質なエンターテイメントであることまでは否定しない。後世に語り継がれるべき素晴らしい作品だと思う。
 
だが、業界を目指すなら、もっと深い知識を身につけておく必要がある。はっきり言って、SHIROBAKOに影響をされて制作会社に入ったとしても現実にこてんぱんに打ちのめされるのが関の山だ。そんな後悔をしないために、そして面接で「こいつわかってるじゃん」と思われるために、今回はとっておきの動画を紹介したい。
 
もちろん、業界志望者以外の人でも一見の価値ありだ。少しでもアニメの制作を知って、これからのアニメライフをより充実させてもらいたい。
 

手書きアニメが好き?CGに違和感?つべこべ言わずに亜人を見に行け。

今回取り上げるのは亜人という作品である。

 

亜人(1) (アフタヌーンコミックス)

 

桜井画門氏によって、good!アフタヌーンで2012年7月より連載されているサスペンスアクション漫画である。

2015年6月に映画化が、9月にTVシリーズ化が発表された。早くも11月27日から2週間限定で、劇場版3部作のうちの第1部「亜人-衝動-」が上映を開始している。TVシリーズは2016年1月から放送を予定。

制作は、シドニアの騎士を手がけたポリゴン・ピクチュアズだ。

 

さて、本作もシドニアの騎士と同様に3DCGが多用されている。そのため、手書きアニメに親しんだ人間は違和感を感じてしまうところがあるかもしれない。アレルギー的に視聴を拒む人もいるだろう。

だが、CGだからと言って嫌厭するのではなく、是非とも劇場に足を運んでもらいたいと思っている。なぜならば、今回の亜人アニメ化プロジェクトには、様々な面で注目すべき点が存在しているからだ。

 

TVシリーズの放送が決定しているにもかかわらず、なぜ劇場に足を運ぶべきなのか。今回は、劇場版3部作を見に行くべき理由を述べていこうと思う。

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【予言】シドニアの騎士は絶対3期あるし、BLAME!もTVシリーズ化する。

初めまして。

 

最近、日本のアニメ業界に新風を巻き起こしている作品がある。

それが、シドニアの騎士

ひとまずは映像を御覧いただこう。

 


『劇場版 シドニアの騎士』本予告 Knights of Sidonia The Movie Main PV ...

 

いかがだっただろうか?

ハイクオリティな映像と圧巻の音響を感じられたのではないだろうか。

 

実はこの作品、そのほとんどが3DCGで作られている。

そして、現在2期までアニメが放映されているが、3期の製作はまだ発表されていない。

だが、断言する。

シドニアの騎士は絶対に3期がある、と。

ついでに、先日劇場版の製作が発表されたBLAME!にTVシリーズがあるだろうということも断言しておこう。

 

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このブログについて

このブログは、アニメにおける経営学的要素を取り上げ独自の考察を交えて発信することを目的としています。

 

ここでいうアニメとは主に、日本の商業アニメ作品を対象としていますが、時には海外の作品なども対象にすることもあるかもしれません。

また、アニメと隣接したサブカル分野についても取り上げていく可能性がありますが、ご容赦いただければ幸いです。

 

経営学的要素とは、組織論・戦略論・リーダーシップ論などのことをいいます。

アニメ制作会社をはじめとした製作委員会のマーケティング戦略であったり、作品に登場する組織の運営についてなどを取り上げていければと思います。

 

あらかじめお断りさせていただきますが、アニメについても経営学についても十分な知識を持ち合わせているわけではありません。

そのため、記事に間違いなどが見受けられることがあるかと思いますが、見つけられた方は優しくご指摘いただければと思います。

 

一人でも多くの方がアニメとビジネスに興味を持っていただけるように。

 

2015年11月29日